「KAWAZOE-ARCHITECTS Official Blog|建築に込める思想と日々」

設計事務所の日常と思想、住宅・店舗設計、リノベーションのリアルを綴るブログ。

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

オフィス設計は、都市の未来を変える

建築家/設計事務所によるオフィスの設計デザイン 働き方が変わる時代。 リモートワーク、シェアオフィス、ハイブリッドワーク…。 そんな時代において、 「オフィスをどう設計するか」 は、単なる企業の問題ではありません。 それは、 「都市のあり方」そのも…

店舗づくりは、街のストーリーづくり

店づくり 一軒のカフェ、 一つの小さなショップ。 その存在が、 街の空気を変えることがあります。 「この道、ちょっといい感じだな」 「この街に住んでみたいな」 ──そんな街の印象は、 小さな店舗から始まることが多いのです。 店舗設計が街に与える影響 …

建築は“建てる”だけではない。

“関係”を編みなおすこと 建築は、「建てる」ことだと思われがちです。 しかし、建築家の視点から見ると── 「建てること」よりも、 「人と空間、人と街、人と自然との“関係”を編みなおすこと」 こそが、本質だと感じます。 建築が編みなおす“関係”とは? 住ま…

“眺望がいい土地”が、逆に住みにくくなる理由

「高台だから景色がいい!」 「公園が目の前で、開放感抜群」 「抜けのある眺望が決め手でした」 ──そんな魅力で選ばれる“眺望のいい土地”。 でも実は、それが住みにくさを生む原因になることもあります。 眺望のいい土地に潜むリスク 周囲に遮るものがない…

家だけじゃない。 “まちの居場所”を設計するということ

家を設計することは、 「家族のための空間をつくること」。 それは間違いありません。 でも建築家の視点では、 それだけではないと考えています。 「家は、まちの中の“小さな居場所”でもある。」 家づくりが、まちづくりに繋がる瞬間 ファサードが通りの表情…

住宅設計は、街をつくる第一歩。 建築家が考える“まちと暮らし”

「家を建てること」と「街をつくること」。 一見、別々の話に見えるかもしれません。 でも、建築家の視点から見ると── 「一軒の家は、街の風景を変える一歩目」 そう考えています。 一軒の家が、街に与える影響 ファサードが周辺の景観に与えるインパクト 道…

住宅展示場で満足して帰ると、家づくりに失敗する?

「モデルハウス、すごく立派だった」 「あのリビングの開放感が理想!」 「担当者の説明も丁寧だったし、ここに決めようかな」 ──そんな気分で展示場から帰る人は多いはず。 でも実は、住宅展示場の満足感で家を決めると失敗するリスクが高くなるのです。 モ…

住宅設備に“こだわりすぎる人”が見落としがちなこと

「最高級のキッチンを入れたい」 「お風呂は最新式が絶対条件」 「トイレもとにかくハイグレードで」 ──家づくりで設備にこだわる人は、とても多いです。 もちろん設備選びは楽しいし、大事なポイントですが… 「設備だけにこだわると、本質を見失うことがあ…

建築家は“形”をつくるのではない。 “関係”を設計している。

建築家と聞くと、 「かっこいい形をつくる人」 「オシャレな空間をデザインする人」 ──そんなイメージを持つ人も多いかもしれません。 でも実際には、建築家が向き合っているのは形そのものではありません。 本当に設計しているのは、「人と空間の関係」 ど…

“無駄に見える廊下”に、実は一番価値がある理由

「廊下って無駄じゃない?」 「部屋を広く取るために廊下はできるだけ減らしたい」 「廊下をなくして家事効率を上げたい」 ──そんな考えで、最近は廊下をほとんど無くす間取りが人気です。 でも、建築家から見るとこう思います。 「本当に豊かな家は、“いい…

“かっこいい家”より“心地よい家”が選ばれる時代へ

「見た目がかっこいい家を建てたい」 「外観デザインにこだわりたい」 「SNSで映える家を目指したい」 ──そんな時代も確かにありました。 でも、最近は少しずつ変わり始めています。 「帰ってきたときホッとする家がいい」 「住んでいてストレスを感じない家…

“とりあえず収納増やす”と後悔する家の特徴

「収納は多ければ多いほどいい」 「とにかく収納率を上げたい」 「将来モノが増えるかもしれないから備えたい」 ──そんな気持ちで、家づくりの時に収納を増やす。 でも実際に住んでみると… 「どこに何をしまったか分からない」 「使わない収納が場所だけ取っ…

“高性能住宅”を建てたのに快適じゃない理由

「断熱性能UA値0.46!」 「耐震等級3取得!」 「高性能住宅だから安心!」 ──そんなうたい文句に惹かれて家を建てたけれど、住んでみたら… 「数値はいいのに、なんだか快適じゃない」 「室温はいいけど、なぜか落ち着かない」 「機械に囲まれてる感じがする…

小さな店舗でも世界観を強く出す設計のコツ

「広い店舗じゃないと世界観は作れない」 「小さな店だと存在感が薄くなるのでは?」 「スペースが限られているから無理だと思う」 ──そう考えてしまうかもしれません。 でも建築家から見ると、 「小さな店舗だからこそ、世界観を“凝縮”できるチャンス」 な…

オープン直後に失速する店舗と、ずっと愛される店舗の違い

「オープン初日は大行列!」 「SNSでバズって話題に!」 「開業直後は絶好調!」 ──そんな華やかなスタートを切った店舗も、 数ヶ月後には… 「客足が減った」 「売上が安定しない」 「話題が過ぎたら誰も来ない」 そんな事態に悩むことがあります。 オープン…

“デザイン重視”だけの店舗はなぜ失敗するのか?

「とにかくかっこいい内装にしたい」 「SNS映えするおしゃれなカフェにしたい」 「デザイン性さえあればうまくいくはず」 ──そんなふうに考えてオープンする店舗、実はたくさんあります。 でも現実には、 「初日は話題になったけど、リピーターが増えない」 …

コンパクトな平屋は本当に安い? 見落としがちな落とし穴

「平屋はコンパクトでコスパがいい」 「階段がないから暮らしやすい」 「最近、平屋人気だし安心」 ──そんなイメージで平屋を検討する人が増えています。 でも実際には、 「意外とコストがかかった」 「土地代も高かった」 「生活動線がかえって不便に感じる…

間取りパターンにハマると失敗する理由

間取りパターンインハマると失敗する理由「人気の間取り集から選びたい」 「最近流行ってる間取りに憧れる」 「モデルハウスみたいな家が理想」 ──そう思って家づくりを進める人は少なくありません。 でも実は、間取りパターンにそのままハマると失敗するこ…

二階リビングは本当に住みやすい? 後悔するパターンと成功する設計

「二階リビングって明るくて開放感がある」 「プライバシーも守りやすいって聞いた」 「眺望がいい家に憧れる」 ──そんな理由で二階リビングを検討する人は多いです。 でも実際に建ててみたあと、こんな声も聞こえてきます。 「重い荷物を運ぶのが大変」 「…

“間取りが自由”は本当に自由か? 注文住宅の落とし穴

「注文住宅だから、間取りは自由自在です!」 「好きなようにプランできます!」 「間取りは自由に選んでください!」 ──そんな言葉にワクワクしながら家づくりを始める人も多いでしょう。 でも、建築家として一つだけ伝えたいのは── 「間取りが自由=何でも…

“感覚だけで設計してる”と思っていませんか? 設計に必要な思考とロジック

「建築家って、センスで設計してるんでしょ?」 「直感で空間をつくってるんですよね?」 「感覚がいい人じゃないと設計は無理」 ──そう思われること、実は少なくありません。 でも、現実は少し違います。 設計は、“感覚”と“ロジック”の掛け合わせでできてい…

“北側の部屋は暗い”と思っていませんか? 静けさを活かす設計

「北側の部屋は暗いから嫌だ」 「なるべく南向きのリビングがいい」 「日当たり重視じゃないと後悔する」 ──そんなイメージ、ありませんか? でも、建築家としてはこう考えます。 「北側だからこそ生まれる上質な空間がある。」 北側の光は、やわらかく、安…

“おしゃれなだけの店舗”がなぜ続かないのか?

「とにかくおしゃれな内装にしたい」 「インスタ映えするカフェみたいな店を作りたい」 「オープン時に話題になれば成功」 ──そんなふうに思うかもしれません。 でも実は、“おしゃれ”だけを追いかけた店舗ほど、リピーターが育たず早く閉店するという現実が…

“リビング階段は寒い”って本当? 後悔しない設計の考え方

「おしゃれで開放感があるからリビング階段にしたい」 「家族の気配が感じられるって聞いた」 「リビングを通って2階に行くのが理想」 そんな理由で“リビング階段”を取り入れる方はとても多いです。 でも、実際に住んでみると── 「冬になると冷気が降りてき…

“吹き抜けのある家”に憧れていたのに、ちょっと後悔した話。

「開放感があって素敵」 「モデルハウスで見たとき一目惚れした」 「SNSで見た“吹き抜けリビング”が理想だった」 ──そんな憧れから、吹き抜けのある家を建てた方がいます。 でも実際に暮らし始めてから、こんな声も聞こえてきました。 「冬、思ったより寒い…

“吹き抜けのある家”に憧れていたのに、ちょっと後悔した話。

「開放感があって素敵」 「モデルハウスで見たとき一目惚れした」 「SNSで見た“吹き抜けリビング”が理想だった」 ──そんな憧れから、吹き抜けのある家を建てた方がいます。 でも実際に暮らし始めてから、こんな声も聞こえてきました。 「冬、思ったより寒い…

“収納が多ければ片付く”は間違いです。 建築家が語る“動線と生活設計”の真実

「とにかく収納を増やしたい」 「今よりクローゼットを2倍にしたい」 「子どもが増えるから収納は多い方が安心」 家づくりの相談で、最もよく出てくる要望のひとつです。 でも実は── 収納が多い=片付く家になるとは限りません。 むしろ、収納を増やしたこと…

“北側の部屋は暗い”と思っていませんか? 建築家が教える光と静けさの関係

「北側の部屋って暗いから使いにくい」 「寝室は仕方ないけど、できれば避けたい」 「南向きじゃないと、光が入らないでしょ?」 そう思って“北=不利”と考える人は多いですが、 実は、建築家から見ると── 北側の光こそ、“心を整える設計”に向いている そん…

“南向きの家がいい”は本当か? 建築家が教える光と設計の誤解

土地探しでも家づくりでも、よく聞くこのフレーズ: 「やっぱり南向きの土地がいいですよね」 でも、建築家として一つだけ伝えたいのは── “南向き”が必ずしも最適とは限らないということです。 南向き信仰の落とし穴 窓が大きすぎて夏は暑い 隣家や壁で思っ…

住宅設計で“やってよかった”は忘れるのに、 “やらなきゃよかった”は一生残る。

家を建てた人に聞いてみると── 「やってよかったことは思い出せないけど、やらなきゃよかったことはハッキリ覚えてます」 これは本当に多い意見です。 リビング階段で寒い 大きな窓が通行人の目線と丸かぶり 洗濯動線が悪くて家事が増える 収納が多いのに片…