2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「おしゃれな内装にしたい」 「ロゴと看板にもこだわりたい」 「商品が引き立つ空間をつくりたい」 そう考えて、店舗デザインを依頼する方は多いはず。 でも実は、店舗空間の印象は“内装だけ”では決まりません。 統一感のない店は、思い出されにくい ロゴと…
Airbnbや一棟貸しの宿、古民家改修型の宿泊施設など、 ここ数年で“泊まる体験”はどんどん多様化しています。 その中で、私たち設計者がはっきりと感じているのが── 「設計の質」が、レビューや稼働率に直結するようになったことです。 よくある失敗事例 写真…
「子育て環境を求めて、都市から香川へ」 「テレワークが増えて、香川で暮らす選択を」 「都会のスピードに疲れて、ちょっと立ち止まりたくなった」 そんなふうに、香川への移住を検討する人が増えています。 でも、いざ“住む”となると、考えることはたくさ…
「建築家は、センスで空間をつくる人」 そう思っている人は、まだまだ多いかもしれません。 でも今、私たちが取り組んでいるのは── “センス”ではなく、“思考”で設計する時代の建築です。 設計は“操作可能な思考”へ KAWAZOE-ARCHITECTSでは、設計思想の一部を…
ポートフォリオ── 建築家にとって、それは「作品集」であると同時に、 「思考の軌跡」でもあります。 でも、ネットやSNSで見かけるのは 完成写真だけを並べた“ギャラリー的”なポートフォリオが多くなりました。 それはそれで素敵ですが、 「この空間は、どう…
家づくりの後悔を防ぐ設計とは? 「間取りは自由に決められる」 「自分たちで調べて、納得できる家にしよう」 「ネットで見たアイデアを参考にしたい」 そんなふうにして始まる家づくり。 でも、建てたあとに話を聞いてみると── 「やってよかった部分は一部…
「とにかく“映える”店にしたい」 「内装はインスタで人気のカフェみたいに」 「デザイン性重視で、お客さんが写真を撮りたくなるように」 そんなオーダーをもらうことが増えました。 でも私たち建築家は、「SNS映え」だけの店舗設計は危険ですと伝えることも…
「住宅展示場を回ったけど、どこもピンとこないんです」 よくある相談です。 それもそのはず、展示場は“本当の暮らし”のために設計されていないからです。 展示場の家は「見せるため」の家 住宅展示場は、訪れた人が「わぁ」と驚くような空間に設計されてい…
「この土地、傾斜があるからやめた方がいいですか?」 不動産屋にそう言われて候補から外された土地、実は建築的には宝かもしれません。 高低差がある土地は“ダメ”じゃない 確かに平坦地に比べて、造成や基礎工事のコストがかかるケースはあります。 でも、…
「リビングはとにかく広く」 「家族それぞれに個室が必要」 「収納も大きければ安心」 そんなふうに、“広さこそ快適”という考え方で 家を建てた人が、引っ越して数ヶ月後にこう言いました。 「なんか、思ったより落ち着かないんです」 それは決して珍しい話…
「あの頃は広ければ広いほど良かった」 「LDKは30畳が常識だった」 「車も2台分、応接間も2部屋欲しいね」 1980年代後半、いわゆるバブル期の家づくりは、 “広さこそ正義”という価値観でつくられていました。 でも今、その家を相続したりリフォームする人た…
「建築家って図面を描いてる人でしょ?」 「内装をデザインする人?」 「提案とか、プレゼンがうまい人?」 どれも間違ってはいないけれど── 本当に設計を仕事にしている人から見ると、それは一部でしかありません。 設計とは、もっと複雑で、もっと人間的で…
「できるだけ広く」 「LDKは20畳以上」 「子ども部屋も仕事部屋も欲しい」 家づくりの打ち合わせでは、よく聞くフレーズ。 私たち建築家も、それを否定はしません。 でも、何十棟も設計してきて思うのは── 広さよりも、“ちょうどよさ”が幸福度を左右するとい…
「完成前のプランでは納得していたのに…」 「住んでみたら意外と使いづらい」 「図面ではわからなかったストレスがある」 注文住宅や店舗設計でよくある声です。 “図面上では完璧に見える間取り”が、実際の暮らしではうまくいかない。 それには明確な理由が…
「かっこいい内装にしたい」 「トレンド感のあるお店にしたい」 「とりあえずインスタ映えするように」 その気持ちはよくわかります。 でも── リピーターを生む店舗は、“かっこいい”だけではつくられません。 滞在率が高い店は、また行きたくなる 人がまた訪…
「無垢材にすれば快適」 「漆喰だから呼吸してくれる」 「自然素材=高性能な家」 そう思って素材選びをしていませんか? 実は、素材の“印象”だけで判断してしまうと、快適さとは逆の結果になることもあります。 自然素材=快適とは限らない もちろん自然素…
「窓を大きくしたら、通りから丸見えだった」 「隣の家と目が合うので、カーテンを開けられない」 「日中なのに室内が暗いのは、外が気になって閉め切ってるせい」 こうした“視線ストレス”に悩んでいる人は意外と多いものです。 でもその多くは、設計の工夫…
「インスタで拡散されるようにしたい」 「映える壁を用意すれば流行る」 「とにかくかっこいい内装にしたい」 そんな声が増えたことで、 “SNS映え”を目的にした店舗が急増しました。 でも、その多くが「リピートされない店」になっているのが現実です。 店舗…
「北側の部屋は使いにくい」 「日当たりが悪いから寝室にしておこう」 「明るい南側に全部の部屋を寄せたい」 そう思って“北側=不利”と決めつけていませんか? でも実は、北側の部屋こそ“光の質”が活きる空間なんです。 北側の部屋には、他にはない“静かな…
「開放感のある家にしたい」 「吹き抜けのあるLDKが理想」 「光がたっぷり入る家にしたい」 そう思って、“とりあえず吹き抜け”を選ぶ人は少なくありません。 でも実際には── 「吹き抜けにしたことで後悔した」という声も、非常に多いのです。 よくある吹き抜…
家づくりの相談でよく聞く要望のひとつ。 それが── 「収納をとにかく多くしたい」 「どの部屋にも収納をつけてほしい」 でも実は、“収納の量”だけを増やしても片付く家にはなりません。 本当に大切なのは、「収納の位置と動線」です。 収納が多いのに片付か…
「もっと収納を増やしておけばよかった」 「生活音が気になる」 「日当たりが思っていたのと違う」 注文住宅の「後悔ランキング」を見ていると、 実は多くの人が“設計の基本”でつまずいていることがわかります。 そこで今回は、建築家の視点から、 「なぜ後…
「建築家って、センスで図面を引くんでしょ?」 「いい空間は、感性でつくられるもの」 そう思われることは多いけれど、 私たちが向き合っている設計は、むしろその逆です。 設計とは、“思考と検証”の繰り返し。 そしてその精度を高めてくれるのが、 パラメ…
建築家のポートフォリオというと、 - 美しい完成写真 - 有名なプロジェクト - 見栄えのするCGや図面 …そんな“作品集”を想像する人が多いかもしれません。 でも、私たちはポートフォリオを「答えの集合」ではなく、「問いの軌跡」として捉えています。 プロジ…
KAWAZOE-ARCHITECTSの高松スタジオは、 一般的な“オフィス”でも、“ショールーム”でもありません。 むしろ、もっと“実験的な場所”。 私たちはここを、都市と地方のデザインをつなぐ中継地点として捉えています。 デザインの起点は、静かな場所にある 騒がしい…
都市で設計を学び、現場で経験を積んできた私たちが、 なぜ香川に事務所を構えているのか。 それは、“地方”という言葉に、 設計の原点が詰まっていると信じているからです。 香川の設計には、「風景」が関わってくる 都市では、家の外側は“管理対象”になりが…
「建築家は東京にいないと仕事にならない」 「地方の事務所では都市部のクオリティに対応できない」 「設計って、オンラインで完結できる時代でしょ?」 そんな声が増えた今、 あえて私たちは、“地方から東京に拠点を持つ”という形を選びました。 それには理…
SNSで映える店。 雑誌に取り上げられる店。 内装が洗練されていて、どこを切り取っても美しい。 でも── 「かっこいい」だけで、人の記憶に残る店はどれくらいあるでしょうか? 記憶に残るお店には、「物語」がある 人がその店を思い出すとき、記憶しているの…
「間取りが自由に決められる」 「性能が高い」 「デザインがかっこいい」 これらはすべて、“いい家”に見える条件かもしれません。 でも、「本当にいい家」とは、いったい何を満たしている状態でしょうか? いい家の“定義”は、人によって違う ある人にとって…
「開放感のある家にしたい」 「大きな窓で外とつながりたい」 「吹き抜けで空間を広く感じさせたい」 その気持ち、よくわかります。 でも、開放感を求めすぎた結果── 「落ち着かない」「疲れる」「ブラインド閉めっぱなし」 そんな暮らしになってしまう家も…