「KAWAZOE-ARCHITECTS Official Blog|建築に込める思想と日々」

設計事務所の日常と思想、住宅・店舗設計、リノベーションのリアルを綴るブログ。

コンパクトな平屋は本当に安い? 見落としがちな落とし穴

「平屋はコンパクトでコスパがいい」
「階段がないから暮らしやすい」
「最近、平屋人気だし安心」

──そんなイメージで平屋を検討する人が増えています。
でも実際には、

「意外とコストがかかった」
「土地代も高かった」
「生活動線がかえって不便に感じる」

という後悔も多いのです。


平屋にかかるコスト、ここを見落としがち

  • 基礎と屋根の面積が増える(2階建てより広い)
  • 土地の広さが必要(建築面積が大きくなる)
  • 外構工事の範囲も広がる
  • 断熱性能をしっかり取らないと暑さ・寒さ対策が難しい

つまり、単純に建物面積だけで比較すると割高になりやすいのです。


コンパクトな平屋が成功するポイント

  • 土地選びから建築家が関わる
  • 生活動線を徹底的にシンプルにする
  • 外と中の境界(庭・デッキ)をうまく使う
  • コンパクトでも開放感を出す設計テクニック

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平屋に必要なのは、「面積」より「密度」

ただ小さいだけでは、住み心地もコスパも悪化します。
必要なものだけを、密度高くまとめる設計力がカギ。


まとめ:コンパクトな平屋こそ、設計の腕の見せ所

KAWAZOE-ARCHITECTSでは、
限られた面積でも心地よさと機能性を両立する
“小さな名作住宅”をつくっています。

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