「KAWAZOE-ARCHITECTS Official Blog|建築に込める思想と日々」

設計事務所の日常と思想、住宅・店舗設計、リノベーションのリアルを綴るブログ。

2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

入口デザインと売上向上の秘訣

店舗の売上を左右するのは商品の良さだけではない。入口のドアデザインが与える心理効果とその建築的役割を解説。

窓辺が勉強や仕事に向いているって知っていますか?

子ども部屋や書斎に机を置くのは定番ですが、実は「窓辺」が一番集中できる場所だとご存じでしょうか。 自然の光や外の景色が、心地よい刺激になって作業効率を高めてくれるのです。 光が集中力を支えてくれる 昼間の自然光は、人工照明よりも目に優しく、長…

「信号待ちの時間が、都市の魅力を決める?」

退屈な時間は都市の“隙間” 交差点での信号待ち。 わずか数十秒のことですが、「退屈」と感じるか「安心」と感じるかで都市の印象は大きく変わります。 信号待ち=都市のインターフェース 都市計画の中で見落とされがちなのが、この“立ち止まる時間”。 その間…

「レジの位置ひとつで、売上は変わる?」

なぜあの店は入りやすいのか? レジの配置と心理的効果 動線計画は住宅にも通じる レジは“空間の司令塔” まとめ なぜあの店は入りやすいのか? お店に入った瞬間、「なんとなく居心地がいい」と感じることはありませんか? その秘密は、実はレジの位置にあり…

「窓を減らすと、家は豊かになる?」

## 「窓が多い=良い家」という思い込み 多くの人は「窓が多いほど明るくていい家」と考えます。 しかし実際には、窓が多すぎることでプライバシーの確保が難しくなったり、断熱性能が下がったりと、逆効果になることも少なくありません。 建築家が考える“光…

「街角のベンチが、まちの未来を変える?」

見過ごされがちな「小さな建築」 住宅や商業施設のような大きな建築が注目されがちですが、実はまちの印象を左右するのは「小さな建築」です。 街角のベンチ、バス停の屋根、歩道の植栽。これらは一見地味ですが、人の滞在時間や交流を生む重要な仕掛けにな…

コンビニで学ぶ“人を動かす建築”

## コンビニに入ると、なぜあの順路になるのか? あなたはコンビニに入ったとき、無意識に同じ動きをしていませんか? ドアを開けた瞬間に雑誌や飲み物の棚へ導かれ、レジへと自然に進む流れ。 これは偶然ではなく、建築と空間デザインが人を誘導している仕…

AIの建築設計革命

AIが導く建築デザインの未来を解説。住まいから都市まで、AIと人間の協働が生み出す新しい空間の可能性を紹介。

リモートワーク時代、“玄関”がオフィスの顔になる──住まいと働き方の新関係

かつて玄関は「ただの出入口」でした。 しかしリモートワークが日常化した今、玄関は“家と社会をつなぐインターフェース”に進化しつつあります。 玄関がオンライン会議の背景になる時代 宅配、来客、リモート会議用の一時的スペース── 玄関は単なる出入口で…

安心感をもたらす壁の厚み

壁の厚みは人の安心感や行動に影響する“心理的デザイン”。暮らしのリズムを変える建築的な工夫を紹介。

全室同じ温度はNG?──家族の距離感をつくる“温度差デザイン”の秘密

「家の中はどこも同じ温度が快適」──そう思っていませんか? 実は、空間ごとに温度差をつけることで、家族の過ごし方や距離感が変わります。 温度が心理に与える影響 ・少し暖かい部屋 → 集まりやすく、会話が増える ・やや涼しい部屋 → 一人で集中しやすい …

窓の小さな利点

窓は大きいほど良い?実は小さい窓こそ暮らしを豊かにする。光と景色の切り取り方を建築家が解説。

屋根の形で室内温度はここまで変わる。建築家が伝える快適性の科学

屋根の形が家の外観を決める… そう思っていませんか? 実は屋根の形は、室内温度や風通しに直結する重要な要素です。 屋根形状と温熱環境の関係 切妻屋根:風が流れやすく、小屋裏換気がしやすい 片流れ屋根:太陽光パネル設置に有利だが、熱がこもりやすい…

収納は少ない方が暮らしやすい?建築家が語る“余白”の設計

「収納は多ければ多いほど便利」 これは多くの人が信じている“家づくりの常識”です。 しかし、私たちKAWAZOE-ARCHITECTSは、 収納は必要最小限にする方が、暮らしやすいケースがあると考えています。 収納が多い家の落とし穴 モノが増える前提で設計される …

収納が少ない家が、心を豊かにする理由

「収納がたくさんある家がいい」 それは本当に、正解でしょうか? 収納が多い家=暮らしやすい、は本当か もちろん収納は必要です。 でも、“とりあえず詰め込める場所”が多いことで かえって物も、気持ちも、整理されないことがあります。 片づけたつもりで…

都市で“ひとり”を楽しめる家は設計できる

都市に住むということは、 同時に「誰かと繋がる」と「ひとりになる」を うまく切り替える力が求められる、ということかもしれません。 “孤独”は悪ではない SNSがつながりを強調する時代に、 本当の意味での“ひとりの時間”が減っています。 でも、孤独は決し…

その間取り、“脳”はどう感じてる?」 – 認知科学で読み解く、いい設計とは何か –

「なんとなく落ち着く家」「どこか使いづらい空間」 その“なんとなく”には、脳のメカニズムが関係しています。 脳が感じる「快」と「不快」 人間の脳は、 - 見通しのよさ - 適度な刺激 - 明るさと影のバランス などを瞬時に評価して「安心」「警戒」を判断し…

家は“時間”をデザインする装置である

建築は「空間」をつくるだけだと思われがちです。 けれど本質は、“時間”をどう過ごすかにあります。 家づくりは「時間設計」である 家族が朝どのように目覚め、 昼間どこで光を感じ、 夜どこでくつろぐのか。 そのすべては時間の流れであり、 空間はその舞台…

“家に帰りたくなる理由”は、設計できる

どんなに美しくても、 どんなに広くても、 “なんとなく帰りたくない家”は存在します。 逆に── 小さくても、古くても、 “なぜか早く帰りたくなる家”もあります。 この違いはどこから生まれるのでしょうか? 「帰りたくなる家」には、建築的な理由がある 扉を…