「KAWAZOE-ARCHITECTS Official Blog|建築に込める思想と日々」

設計事務所の日常と思想、住宅・店舗設計、リノベーションのリアルを綴るブログ。

安心感をもたらす壁の厚み

厚い壁
家づくりで「壁の厚み」を気にする人は少ないかもしれません。
けれど、壁の厚みは単なる構造や断熱性能ではなく、
人の心理や安心感に直結する重要な要素です。

厚みがある壁がもたらす安心感

人は「守られている」と感じると心が落ち着きます。
厚い壁は遮音性・断熱性だけでなく、心理的な包まれ感を演出。
特に寝室や書斎では“厚み”があるだけで眠りや集中が深まります。

住宅設計での性能とデザイン

薄い壁がもたらす開放感

一方で、薄い壁は“軽さ”や“抜け感”をつくります。
和室の障子や海外のパーテーションは、
人を軽やかに、行動的にさせる効果があります。

建築ハウツー

壁厚を操作する設計手法

・外周は厚く → 安心感を強調
・内壁は薄く → 軽やかで自由な生活動線
・玄関や土間は中間の厚みで → 切り替えを演出

空間ごとに壁厚を調整することで、
暮らしのリズムを“建築的にチューニング”できます。

ポートフォリオで実例を見る

店舗デザインとの共通点

高級ホテルや店舗は、壁厚で「特別感」を演出します。
ドアを開ける瞬間の重量感や、壁の重みで感じる“非日常”は、
実は厚みのデザインによる効果です。

店舗デザインの考え方

まとめ

壁の厚みは、見えない心理的なデザイン要素。
構造や断熱を超えて、人の心を包み込む“安心の仕掛け”です。

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