「リビングを中心にした間取りが理想です」
「家族みんなが集まれる、広いLDKをつくりたい」
「リビングを核にすれば、自然とつながりが生まれる」
──そうした言葉が当たり前になった現代住宅。
けれど建築家として、こう問いかけたい。
“リビング中心”であることが、本当にすべての暮らしに合っているのか?
リビングが“万能空間”になりすぎていないか
- 来客・食事・学習・くつろぎ…全機能が集まりすぎて散らかりやすい
- 家族の気配を常に感じすぎて、ひとりの時間が取りづらい
- 視線が抜ける分、集中できる場所が減ってしまう
- LDK化によって音や匂いの問題が顕在化する
リビングが大きくなるほど、他の空間の“自由”が失われていくこともあります。
建築家が提案する“もう一つの中心”
KAWAZOE-ARCHITECTSでは、
リビングだけに依存しない空間構成を提案しています。
- 廊下にベンチや本棚を設けた“サブリビング”
- 玄関土間をセカンドリビングとして開放する構成
- 中庭やテラスを“外の中心”として位置づける
- 家族が自然に分散できる、視線と距離の操作
家族の距離感は、必ずしも“密”である必要はない
- すぐそばにいる必要はないけれど、どこかに気配を感じる
- 各々が好きな場所で過ごし、ときに自然と集まる
- 中心を固定しないことで、暮らしに余白と流動性が生まれる
“集まる”ことより、“選べる”ことが、家族の幸福を支えるのです。
まとめ:リビングだけが“中心”ではなくていい
KAWAZOE-ARCHITECTSでは、
“リビング中心”という前提にとらわれず、
暮らしの中心が「分散し、回遊し、時に変化する家」を設計しています。