「KAWAZOE-ARCHITECTS Official Blog|建築に込める思想と日々」

設計事務所の日常と思想、住宅・店舗設計、リノベーションのリアルを綴るブログ。

その間取り、“脳”はどう感じてる?」 – 認知科学で読み解く、いい設計とは何か –

「なんとなく落ち着く家」「どこか使いづらい空間」
その“なんとなく”には、脳のメカニズムが関係しています。

脳が感じる「快」と「不快」

人間の脳は、
- 見通しのよさ - 適度な刺激 - 明るさと影のバランス
などを瞬時に評価して「安心」「警戒」を判断しています。

つまり設計の良し悪しは、
“意識よりも先に脳が決めている”のです。

空間体験を重視した建築設計

見えないストレスは、間取りから生まれる

  • 行き止まりの多い動線
  • 急に閉ざされる視界
  • 音が抜けずこもる部屋

こうした設計は、
無意識のうちにストレス反応を引き起こすことがあります。

私たちは設計の段階で、
脳が“快適”と感じる空間構成を意識しています。

設計プロセスと考え方

建築家の役割は、「感覚の翻訳者」

建築家の仕事とは、
クライアントの“こう感じたい”という感覚を、
空間という形に翻訳すること。

  • リラックスできる場所が欲しい
  • 集中できるワークスペースが欲しい
  • 生活リズムを整えたい

こうした願いは、すべて「脳の快適さ」に根ざしています。

脳が休まる空間デザインとは

だからこそ私たちは、
“心地よさの理由”を科学しながら設計していくのです。