美しい空間とは、決して“光が多い空間”のことではありません。
大切なのは、光と影のバランスです。
建築家は、“どこを明るくするか”だけでなく、
“どこを暗くするか”をも設計します。
光をコントロールするということ
- 朝だけ光が差し込む東の窓
- 午後の熱を遮るための深い庇(ひさし)
- 曇りの日でもやさしく明るい、間接光の設計
これは“明るさ”の設計ではなく、時間の流れとともに移り変わる光を扱うデザインです。
影が空間に深みを与える
- 壁に映る窓枠の影が、時間を教えてくれる
- 階段下の暗がりが、空間にリズムを生む
- 床に落ちる木漏れ日が、季節を感じさせる
影は、建築が“静かに語る手段”でもあります。
それを丁寧にデザインすることで、空間に“奥行き”と“余白”が生まれるのです。
光と影の“グラデーション”を設計する
KAWAZOE-ARCHITECTSでは、
単に“明るい”“暗い”の対比ではなく、
そのあいだの“グラデーション”をどうつくるかにこだわっています。
窓の形状、壁の角度、素材の反射率まで。
光と影の設計は、空間の印象を決定づける最も繊細な仕事です。