「KAWAZOE-ARCHITECTS Official Blog|建築に込める思想と日々」

設計事務所の日常と思想、住宅・店舗設計、リノベーションのリアルを綴るブログ。

「“土間”という曖昧さが、暮らしを豊かにする」

「玄関はただの通路」
「屋内と屋外ははっきり分けたい」
「使わない空間は無くしたい」

──そんな考えが当たり前になった今、
あえて“土間”という曖昧な空間を設けることに、
どれだけの意味があるのか。

建築家として言えるのは、
土間は暮らしの可能性を開く“余白”だということです。

土間が持つ、空間の多義性

  • 靴のまま一歩入れる気軽さ
  • 屋内だけど、屋外とつながっている開放感
  • 暮らしと作業、生活と趣味をゆるやかに接続する場所
  • 「一時的」「偶発的」「非日常」を許容する領域

土間は「何かに決めつけられない」からこそ、暮らしの幅を広げてくれるのです。

建築家が設計する“土間という装置”

KAWAZOE-ARCHITECTSでは、
土間を「懐かしい空間」ではなく、
「都市における余白」として再解釈しています。

  • 玄関土間+ワークスペースとしての多用途設計
  • 家族の靴やベビーカー、自転車を柔軟に収納
  • 室内との温度差を調整する緩衝帯としての機能
  • 友人や地域との“あいだ”をつくる空間としての開放性

土間を活かした住宅事例はこちら

曖昧な空間が、“暮らしの自由”を取り戻す

  • 明確な用途に縛られず、使い方を自分で決められる
  • 家族構成やライフスタイルの変化に対応しやすい
  • 設計された“余白”が、心の余白にもつながる

土間は、“無駄”ではなく“余地”。
使い切らないからこそ、暮らしが広がる場所です。

まとめ:“用途不明”という豊かさを設計する

KAWAZOE-ARCHITECTSでは、
空間を目的で閉じず、
人の変化と時間の流れを受け止める“曖昧さ”を意識して設計しています。

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