「KAWAZOE-ARCHITECTS Official Blog|建築に込める思想と日々」

設計事務所の日常と思想、住宅・店舗設計、リノベーションのリアルを綴るブログ。

自由な家づくりの秘訣

設計とは、何かを決める行為です。
間取りを決め、素材を選び、寸法を定める。

けれど、設計しすぎることで、
暮らしの“余地”を奪ってしまうことがあるのも事実です。

決めないこと。余白を残すこと。
それも、設計の大切な力だと私たちは考えています。

「決める」ことは、同時に「縛る」ことでもある

  • 最初から用途を固定した空間は変化に弱い
  • 家具の配置が限定されてしまい、暮らしの自由度が下がる
  • 将来の使い方に対応できず、空間が“死蔵”される
  • 完璧に設計された家が、暮らし手を萎縮させてしまうことも

“設計の完成度”が、“暮らしの硬直化”につながることがあるのです。

建築家が考える“あえて決めない”設計手法

KAWAZOE-ARCHITECTSでは、
用途や意味を限定しすぎずに、空間に余白を持たせる構成を意識しています。

  • どこかに居場所が“にじみ出る”ようなスペースの配置
  • 可変的な家具レイアウトが可能なゾーニング
  • 小さな“使い方未定”のコーナーを意図的に設ける
  • 光・風・素材が空間を“導く”ように設計する

余白が暮らしを育てる設計事例はこちら

空間は、時間とともに意味を変える

  • 子どもが生まれる前と後で
  • 趣味が変わったとき
  • パートナーと住まい方が変化したとき
  • 親を迎え入れるようになったとき

暮らしは常に変化する。
だからこそ、“決めすぎない”設計が柔らかく寄り添えるのです。

まとめ:“使い方が決まっていない場所”が、暮らしを支える

KAWAZOE-ARCHITECTSでは、
空間のすべてに「意味」を与えるのではなく、
暮らしの変化に応じて“意味が育つ設計”を目指しています。

決めすぎないからこそ自由になる家づくりはこちら