ポートフォリオ──
建築家にとって、それは「作品集」であると同時に、
「思考の軌跡」でもあります。
でも、ネットやSNSで見かけるのは
完成写真だけを並べた“ギャラリー的”なポートフォリオが多くなりました。
それはそれで素敵ですが、
「この空間は、どうしてこの形になったのか?」
を知りたい人にとっては、物足りなく感じることも。
設計とは、“プロセスを見せる仕事”
私たちは、ポートフォリオを「プレゼン」ではなく、
「どんな問いを立て、どんな過程を経て、どんな選択をしたか」を記録する場だと考えています。
- なぜこの配置にしたのか
- 他にどんな案を検討したのか
- クライアントとの対話の中で何が生まれたのか
- 何を削ぎ落とし、何を残したのか
それらを通して、設計の“背景”を感じ取ってもらえるようにしています。
“映え”より、“なぜ”を伝えたい
建築において最も面白いのは、
「結果」より「経過」です。
完成した建物を見ただけではわからない、
- 敷地との対話
- 機能と美しさのせめぎ合い
- 家族構成の未来まで見通す思考
- 最後の1mmまでこだわった納まり
私たちのポートフォリオには、そうした見えない“問いの積み重ね”を込めています。
クライアントにとっても、建築家を知る“地図”になる
設計を依頼する時、
「この人にお願いしても大丈夫だろうか?」
という不安は当然あります。
だからこそ、
完成写真ではなく、「どう考えて設計しているか」が伝わるポートフォリオは、
お互いの信頼のスタートになると信じています。
まとめ:建築家のポートフォリオは、“考え方の見本帳”
- なにを大切にしているか
- どんな視点で空間を見ているか
- どこまでこだわっているか
それが見えるポートフォリオは、
建物ではなく、思考に惚れてもらうためのツールです。
KAWAZOE-ARCHITECTSでは、
「完成写真だけでは伝えきれない設計の思考」を丁寧に公開しています。