「あの頃は広ければ広いほど良かった」
「LDKは30畳が常識だった」
「車も2台分、応接間も2部屋欲しいね」
1980年代後半、いわゆるバブル期の家づくりは、
“広さこそ正義”という価値観でつくられていました。
でも今、その家を相続したりリフォームする人たちが、
こう口にすることが増えています。
「なんだか、落ち着かない」
「広いはずなのに、窮屈に感じる」
「光が入らない」「声が響く」「掃除が大変」
なぜ、広い家が不自由に感じるのでしょうか?
“広い”のに“狭い”理由
原因のひとつは、空間が「つながっていない」からです。
- 広いのに視線の抜けがない
- 廊下が長く、部屋が孤立している
- 動線が断絶していて移動が疲れる
- どこにいても“誰かの気配”がしない
つまり、物理的な広さと“感じる広さ”は別物なのです。
じゃあ、現代の家はどうすべきか?
私たち建築家は、広さよりも
- 光の入り方
- 風の通り方
- 視線の抜け方
- 音と気配の伝わり方
こうした「空間の質」を大切に設計しています。
住宅だけじゃない。店舗も同じです。
かつては「派手さ」「広さ」「インパクト」がウリだったお店。
でも今求められるのは、“居心地の良さ”と“また来たくなる距離感”。
東京と香川、どちらの価値観も知っているからこそ
KAWAZOE-ARCHITECTSは、
東京でも香川でも設計を行っています。
都市のスピードと、地方の余白。
その両方を知っているからこそ、本当に心地よい設計が可能になります。
答えは、“現場で考える”高松スタジオから生まれる
パースやCGではなく、模型とスケッチと対話から生まれる空間。
未来を見せるのがポートフォリオではない
KAWAZOE-ARCHITECTSのポートフォリオは、
“どんな答えを出したか”ではなく、
“どんな問いを考えてきたか”が見える軌跡です。
「形にする前に考える」
そんな設計の研究を、私たちはしています。
まとめ:広さより、“つながり”がある空間を。
バブルの価値観も、間違いではなかった。
でも、時代と暮らしは変わります。
これからは「どれだけ広いか」よりも、
「どれだけ心地よくつながれるか」が空間の質を決めていきます。
KAWAZOE-ARCHITECTSでは、
その“質の設計”を、丁寧に続けています。